「世界一危険な飛行場」ではない普天間フライトラインフェア

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過日、普天間フライトラインフェアに2日連続で行って来た。

普天間飛行場は、メディアにより「世界一危険な空港」とレッテルを貼られている。

まあ、その危険性を除去するために辺野古への移設が決まっているのだが、世界一危険は本当なのか?

 

初日の目当ては花火

9/24土曜日は晩に出かけた。

うるま市から嘉手納に出て、58号線を南下。

北谷で早くも渋滞に引っかかる。

これは普天間と関係のない渋滞だろう。

沖縄では土曜日出勤が当たり前のところが多いから、帰宅ラッシュか?

北谷の南端である北前付近でようやく渋滞から抜けた。

宜野湾に入り、伊佐交差点を超えると、三車線のうち、左側車線だけ渋滞になっている。

これは・・・。

普天間基地へ向かうには58号線の大山交差点を左折する必要があるので、その手前付近で左折車両が渋滞しているようだ。

急ぎ割り込みをさせてもらい、ノロノロ運転。

結局、普天間基地のゲートに入るまでに、そこから1時間以上かかった。

これまでホワイトビーチやキャンプシュワブ、嘉手納基地のイベントに行ったが、これほどの渋滞は始めてだ。

普天間は人気なのか、それとも構造上の問題か。

初日の目的は21:00からの花火だったので、まあちょうどよかったかも。

すっかり日も暮れてようやくゲートの中に入ることができた。

ゲートをくぐり、会場まで車で走っていくと、暗くてよく見えないが明らかに滑走路を走っているようだ。

ワオ!

って、でも待てよ。

フライトフェアというからには、航空ショーでもあるのかと思っていたが、どうも違うらしい。

これだけ民間の車が滑走路に入っていたら、飛行機が飛ぶわけがない。

僕たちはブルーインパルスのような航空ショーを期待していたのだが・・・。

後で気がついたが、フライトフェアではなく、フライトラインフェアが正式名称だった。

ようは滑走路付近で行うフェアのようだ。

会場は滑走路の端だったので、それが正解だったみたい。

まあ、それでも会場に着くと、軍用機が勢ぞろい。

これだけの数の軍用機は嘉手納基地のフェアでもなかった。

普天間フライトラインフェア

普天間フライトラインフェア

普天間フライトラインフェア

戦闘機を始め、輸送機に輸送ヘリ、オスプレイも展示されている。

会場奥ではライブが行われていて、すごく盛り上がっていた。

普天間フライトラインフェアのライブ

普天間フライトラインフェアの出店

普天間フライトラインフェア

出店も他のフェアより多く、これまで参加したフェアでは一番規模が大きかった気がする。

地元県民も家族で参加し、フェアを楽しんでいる。

出店を出しているのはほとんどが地元県民のお店だ。

ここには反米感情はなく、反対派の姿も見えない。

日米がひとつになって楽しんでいるのだ。

出店で買ったステーキを頬張っていると、唐突に花火が上がった。

食べるのに忙しく、花火の写真は撮れなかった。

まあ、花火は写真では伝わらないだろうから、しゃあないかあ。

 

昼間の普天間フライトラインフェア

翌日、昼過ぎにもう一度出かけた。

どうしても明るい環境で普天間基地を見たかったのだ。

58号線は北谷では渋滞もなくスイスイだった。

やっぱり昨日は帰宅ラッシュだったのだろう。

宜野湾の伊佐を越えるとやっぱり渋滞。

でも、昨日よりも進み具合は速そうだ。

昨日で要領がわかったので、58号線の一本内側の道路へ入り、少しだけショートカット。

信号がないので、こっちの道の方が速いと思っていたら、やっぱり速かった。

普天間フライトラインフェア

昨日一時間かかった道程が20分ほどでゲートに到着した。

いよいよゲートの中に入れる!

そう思った瞬間に車の検査にかかった。

数台おきに不作為にピックアップされ、車ごと不審物を積んでないか調べられるのだ。

僕たちの車は「なにわ」ナンバーだからかよく止められる。

この日も止められた車をよく見ると、レンタカーか他府県ナンバーだった。

この車の取り調べは、銃を持った兵隊がそばにいて、少し緊張する。

不審物は積んでいないが、いつも、薬や銃を後から入れられてでっちあげられるのでないか不安になる。

テレビドラマの見すぎだな(笑)

車の検査が無事に終わり、ゲートに入ると日米の旗と共に三つ目の旗がはためいている。

国連の旗だ!

普天間飛行場内の旗

そう、普天間飛行場は国連軍の後方支援飛行場でもあるそうなのだ。

これはエルドリッジ氏の著書で教えてもらった。

ゲートを抜け、しばらく走ると待望の滑走路。

広い!

普天間空港の滑走路

 

普天間飛行場は「世界一危険な空港」と呼ばれるぐらいなので、狭いのかなというイメージがあった。

嘉数台地というところにある展望台から普天間飛行場がちらりと見えるのだが、すごく狭い印象だった。

それが、めちゃくちゃ広いのだ。

嘉数台地の展望台がはるか彼方に見える。

嘉数から見たときに狭く感じたのは、単に遠かったからなのだろう。

住宅が密集していると言うが、滑走路からは全く見えない。

まあ、飛行機など上空から見ると密集しているのだろうが、とにかく思ったより広い。

そもそも「世界一危険な飛行場」とは2003年11月に沖縄を訪問した当時の米国防長官であったラムズフェルド氏が発言したことになっている。

しかし、元米海兵隊広報官のエルドリッジ氏は、その著書で当時のラムズフェルド氏に随行した政府や軍関係者に直接取材がしたが、そのような発言があった事実はなかったそうだ。

(「だれが沖縄を殺すのか/ロバート・エルドリッジ/PHP新書」P225より引用)

ラムズフェルド氏に直接聞いたわけではないので、彼は発言の内容は神話であり、普天間は「世界一危険な飛行場」ではないと断言している。

僕は学生時代に伊丹空港の近くに住んでいた。

騒音被害の地域であった為、エアコンの無料設置。エアコン代が無料だった。

伊丹空港は飛行機で着陸の時に、いかに住宅密集地を飛んでいるのかよくわかる。

降下している時に、自分の家や近所の体育館、スーパーなどがはっきりわかるのだ。

伊丹の方が危険だとは言わない。普天間に飛行機で降りてみないとわからないだろうから。

関空ができたら伊丹は当然、廃止だと思っていたら、まだ継続利用している。

福岡も相当な密集地に空港があると言われている。

検索すると世界一危険な空港に普天間は登場しない。

だから、間違いなく普天間空港は世界一危険ではないのだろう。

話を戻すと、昼間は航空機もよく見えたし、体験搭乗も可能だった。

普天間フライトラインフェア体験搭乗

普天間フライトラインフェア体験搭乗

普天間フライトラインフェア体験搭乗

普天間フライトラインフェアオスプレイ

普天間フライトラインフェアオスプレイ体験搭乗

普天間フライトラインフェア

普天間フライトラインフェア戦闘機

あのオスプレイにも体験搭乗できるのだ。

戦闘機は轟音で飛んでいる時に上空を見上げると、とても小さく見えるが実際にはものすごくでかかった。

今回、帰りにゲート付近にある売店に寄ってみた。

普天間フライトラインフェア売店

スーパーがあるようだが、日本人の入店禁止の立て看板。

他の基地ではたいがい入店できるのだが、残念。

サブウェイやピザ屋は入ることができた。

映画館もあるようだが、大きな基地にしては小さいスペースだった。

これでは外の遊びに行きたくなるだろうなあ。

最後に普天間基地は世界一危険ではなく、世界一エキサイティングな基地のひとつだった。







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