ロバート・エルドリッジさんの沖縄講演会に参加しました。
エルドリッジさんは、東日本大震災の時に真っ先に支援に駆け付けた在沖米海兵隊のトモダチ作戦を立案した日本にとっての大恩人。
彼は沖縄辺野古反対運動の際に、立ち入り禁止箇所に侵入した活動家が逮捕された事件で、「不当逮捕」など捏造報道を繰り返した沖縄2紙に対し、証拠ビデオの公開で対抗され、最終的に米海兵隊より解雇されました。
日本の大恩人を救わなければならないと、僕もしましたが署名活動が展開されましたが、力及びませんでした。
本当はフェアだと思っていたアメリカも、摩擦をこれ以上起こしたくないという意向が働いたのかと思って、とても残念に思いました。
気をつけよう。保守の取り柄は事実に基づく情報発信
そんな時期に、エルドリッジさんの本が発売されました。
「オキナワ論」
その本が沖縄の本屋の店頭に並んでいない。
とエルドリッジさんご本人が発信され、テキサス親父が「沖縄の本屋にまで活動家の息がかかっている」と煽り、ネトウヨが騒ぎ、ネットで拡散を始めました。
僕はこれが本当ならゆゆしきことだと思い、本屋に足を運んでみました。
すると、店頭に山積みになっていました。
僕はなあ~んだと思い、確認のために県内5店舗に電話で在庫確認をしました。
すると、5店舗中、1店舗だけが仕入れ実績なし、1店舗は仕入れたが売り切れ、残り3店舗は在庫ありでした。
沖縄の本屋は普段から保守系の本もちゃんと置いているので、僕は公平だとは思っていましたが、それが実証されました。
少なくとも「活動家の圧力で本が置いていない」ことは確認されました。
つまり、裏が取れていない情報が拡散されたということになります。
僕はネトウヨの方たちの言い分の方がよく理解できますし、国を愛して発信している気持ちはとても理解できます。
ただ、サヨクのように根拠のない情報、捏造、プロパガンダを批判するなら、サヨクと同じ土俵に乗ってはいけないと思っています。
事実に基づく情報発信が重要だと思っています。
甘いかもしれませんが、事実が最後には勝つ、そんな社会であってほしいと思っています。
ネトウヨの中には裏を取らずに発信している人も多いようです。
保守系の取り柄は事実に基づく議論だと思っています。
ウソはいつか必ず暴かれます。
事実に基づく情報の方が絶対力を持ちます。
今回の件も、沖縄に住んでいなくても、沖縄の本屋に確認すれば、裏が安易にとれたはずです。
事実、エルドリッジさんの本は沖縄の書店でもよく売れているようです。
宮脇書店でも週間ランキング1位の情報が拡散されていました。
この日の講演会会場の階下にあるリウボウの書店。
講演会前に確認したところ、週間ベストセラー1位に輝いていました。
今見たら、我那覇真子さんの本も4位に入っていますね。
翁長さんの本も読まれているようですが・・・。
革新が強い那覇でも売れているのなら、どうやら賢明な沖縄県民が増えてきたようです。
まあ、小さな本屋のランキングは十数冊でランキングが変動するかもしれませんので何とも言えませんが、少なくとも売る側は公平に本を扱っていることがうかがえます。
エルドリッジ講演会の主宰は琉球新報沖縄タイムスを正す会
さて、肝心のエルドリッジさんの講演会。
開場の時間直前に会場に行くと入り口から行列ができているではありませんか。
沖縄の人は有名人のコンサートでも、プロ野球のゲームでも、開場時間に家を出る人が多いと聞いたことがあります。
まあ、大げさでしょうが、開演30分前の開場時間直前に行けば大丈夫と思っていたら出足が速い人が多いのにビックリでした。
運のいいことに僕たちは前から2番目といういい席がゲットできました。
早く来ても後ろの席に座る方が多かったようでラッキーです。
開演前から会場は既に熱気むんむんでした。
今回のエルドリッジ講演会の主宰が「琉球新報、沖縄タイムスを正す県民・国民の会」。
これは沖縄のジャンヌダルクと呼ばれる我那覇真子さんが代表をつとめる団体。
この会の趣旨は理解できますが、会の名前には違和感を感じてしまいます。
なぜなら、いくら琉球新報や沖縄タイムスが偏向報道を繰り返していると言っても、彼らがやっていることを正す。と、どの立ち位置で言っているのでしょう。
彼らは民間企業です。
県民や国民の代弁者でもありませんし、新聞には放送法もありません。
新聞協会の理念に反しているという指摘もありますが、彼らが正しいと思って発信していることを正すとなると逆効果な気がします。
他人を変えようと思うのではなく、自ら変わること。
これが基本だと思います。
他人の行為を正すのではなく、正しい情報を自ら発信し続けることが大事なのではないかと思います。
「人々が集中するものははびこる」という法則があります。
偉大なマザー・テレサさんは、この法則をご存じだったので反戦運動には参加しないけど平和運動なら参加するとおっしゃていたそうです。
何かに反対という運動は、その対象を逆に繁栄させるかもしれないというお話です。
反対運動はサヨクの常套手段。
僕は別の道があると思っています。
でも、活動自体はいいことをやっているので、正す会を僕も支持をしています。
ブログで情報発信するしか何もしていない僕が指摘する資格もないのですが、ネーミングは変えた方がいいのではないかと勝手に思っています。
それはともかく、エルドリッジ講演会は正す会の活動報告からスタートしました。
司会の女の子。
クレラップのCMの子が成長したようなおかっぱ姿の女の子でした。
戦時中の沖縄の子はみんなこんな髪型だったみたいですが、現代では逆に斬新に映りました。
まだ中高生ぐらいの子でしたが、ハキハキと話をしていて頼もしいぐらいでした。
ひめゆり部隊の乙女がタイムスリップしてきたみたいです。
開演直前に、僕の斜め前の席に座った方を見てビックリ。
この日の主役エルドリッジさんご本人が座っているではありませんか。
普通は講師室に待機することが多いのですが、会場に普通に座られたのです。
あり得ない親近感です。
エルドリッジさん講演の前に登壇されたのが、年を召され、体の不自由な方でした。
彼の名前を聞いて僕はビックリ。
あの有名ブログ「狼魔人日記」の江崎さんだったのです。
僕は勝手な想像でブログを書くぐらいなのでもう少し若い方だと思っていました。
お体が悪いのに毎日ブログ更新を10年以上も継続され、頭が下がる思いでした。
次が正す会の我那覇真子さんの活動報告。
国連で翁長知事の演説の後に演説をするなど、ものすごい行動力です。
彼女は沖縄の歴史に名を残す真の意味でジャンヌダルクになれると思います。
エルドリッジ博士の講演会は大盛況
そして、いよいよエルドリッジ博士の登場です。
会場は400名のマックスのところ満員。
そのうえ、立ち見が10人ほどおられました。
彼は留学を皮切りに25年以上日本に住んでいるとのことで、流暢な日本語と朴訥とした口調はすごく誠実さを感じました。
おまけに使っているPCは中国製レノボではなく、アメリカのマックやデルでもなく、日本の東芝製。
素晴らしい~。
エルドリッジ博士が「青い目のサムライ」と呼ばれるゆえんです。
エルドリッジ博士は沖縄の地政学的な重要性を具体的に説明してくれました。
四方八方に目を配らせることができる沖縄の位置は非常に重要で、海兵隊の移転が始まっているグアムでは難しいことがよくわかりました。
普天間基地の情報は嘘や捏造が多く、彼の話の中で最も印象に残ったことのひとつが騒音の話でした。
オスプレイの騒音がひどいと言われるが、反対派のおっちゃんの方が騒音がひどいという話です。
彼によるとオスプレイは82デシベルでおっちゃんが88デジベル。
ちゃんと計測をされたんですね。
ということは科学的データに基づく事実だというお話です。
実は、彼は辺野古移設には反対していて、彼自身は勝連半島に自衛隊と共用で移す意見書も出していたそうです。
本音では普天間はそのままが一番いい。
津波で浸水した仙台空港の復興を手伝った経験から、高台にある普天間基地が災害に強い素晴らしい飛行基地だとのことです。
それでも日米政府が普天間返還を決めたからには、移転先を検討しなければならない。
移転先に最もふさわしいのが勝連半島の沖合に人工島を作り、日米共用基地として運用するという案だったそうです。
しかし、この案は地元の利権がらみで実現しなかったそうです。
このブログで何度も書いていますが、また利権の話が出て来ました。
沖縄や日本の将来の危険よりも自らの利権を守る人が増えたことには本当に残念に思います。
有事があれば沖縄の人と共にある
エルドリッジ博士は、しきりと、沖縄がこれだけ左傾化したのは沖縄保守がダンマリを決め込み、行動をしないからだと言っていました。
確かにそれはあるとは思います。
しかし、あえて僕は反論したいと思います。
そもそも戦後アメリカのWGIP(ウォーギルトインフォメーションプログラム)が現代日本の病巣の根本にあると僕は思います。
戦後の日本の弱体化戦略は大成功。
公職追放により追放されたポストにサヨク思想の人間が入り込み、日本社会はガタガタにされました。
教育とマスコミが左翼に握られ、沖縄では反日教育を浸透させられました。
僕も沖縄に住んでいた子供時代にかすかに残っている記憶では、沖縄戦での日本兵の残酷非道さと米兵の優しさでした。
この感覚は今から思えば、まさにコントロールされた情報によるマインドコントロール。
日本兵は沖縄を救うために全国各地から集ってきた、本来はプロ兵士ではなく本来は市井の人たち。
今でも沖縄には各県の慰霊塔があちらこちらに存在します。
日本兵を悪者にするのは、遠い故郷から沖縄を守るために遠い沖縄の地で散った若い命の犠牲を冒涜するような話です。
逆に米兵は一般市民も巻き込んだ無差別殺戮を行い、沖縄戦を悲惨な出来事にした張本人たち。
その事実が隠され、逆に日本憎しの感情を植え付けられてきた。
これが戦後教育やマスコミによっと行われ、沖縄には強い反日感情が根付いたのです。
その感情が、中国の懐柔やプロパガンダにより米軍にも向けられるようになってきた。
それが沖縄問題の根っこにあると思わざるを得ません。
だから、沖縄に生まれ、普通に生活をしていると反日、反米の思想に染まるのはある意味仕方がないことです。
沖縄の普通の人と会話していても、サヨクが意図的に流している情報を普通に受け止め、事実と認識しています。
そこにはイデオロギーなどありません。
普通にサヨク思想を受け入れているのです。
そういう意味でも、沖縄保守は長いこと沈黙を守ってきたのではなく、保守すら情報にかく乱されてきたと思われるのです。
ネットの時代になり、ようやく沖縄保守も覚醒し、声をあげる人が増えてきたということでしょう。
そう、沖縄がこんなことになったのは米国にも責任の一端があると思うのです。
そのことについて彼がどう思っているのか質疑の時間があれば聞きたかったのですが、そういう時間はありませんでした。
米国は冷戦を戦った経験がありながら、共産主義国に対して認識が甘いようです。
つい最近まで中国の覇権主義を容認し、中国の台頭を許してしまっていたのは米国の責任でもあります。
最近は、態度を変えたようですので、少し安心しましたが、日米は自由と民主主義を守る価値観が一致した国として団結しなければなりません。
エルドリッジ博士のような正義の行動を起こした人物を米海兵隊がクビにしたのは大きな間違いであり、サヨクに間違ったメッセージを与えた気がしてなりません。
ただ、民間レベルでは日米が心をひとつにして沖縄問題の解決を通し、沖縄、そして日本を守っていきたいと思っています。
エルドリッジ博士は最後におっしゃってくださいました。
正確には「有事の際には僕は沖縄の人と共にいます」とおっしゃったのです。
ブログのタイトルは意訳をし、少し盛っていますが、僕はそう受け取りました。
有事で一緒にいるとは一緒に戦うという意味でしょう。
「青い目のサムライ」の約束です。
武士に二言はありません。
有事になったら逃げだすと言っている、どこかの反日日本人に聞かせたいセリフですね。
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