沖縄独立するなら徴兵制を覚悟せよ。

Pocket

 

沖縄独立、琉球独立の声を最近よく耳にするようになった。

気持ちの悪い傾向である。

例によって沖縄二紙は、沖縄の自己決定権や民族自決などの言葉を使い、沖縄独立へ世論をリードしようとしているように見える。

 

2014年には翁長知事が国連にて、自己決定権という言葉を使い、まるで琉球民族が先住民であり、日本の不当な植民地支配を受けているかのようなスピーチを行った。

翌日に沖縄のジャンヌ・ダルクと呼ばれる我那覇真子氏がカウンタースピーチを行い、国連に対してはかろうじて沖縄県民の総意である印象は外せた。

ただし、彼女のスピーチは産経以外のマスコミはスルーしたため、翁長氏のスピーチのみがメディアによって拡散された。

国連では既に沖縄県民は先住民だという認識が広がっており、日本に勧告まで出ている状態である。そんな状況下での知事の自己決定権スピーチはあまりに作為的で看過できない。

沖縄県民は翁長氏にそんなことまで付託した覚えはない。

 

沖縄独立の議論は、ひと昔前なら居酒屋談義の域を超えなかった。

しかし、今ではこんなトンデモ議論が、まことしやかに語られるようになった。

それであるなら、少し真剣に議論してみよう。

 

沖縄独立の大義がない

そもそも、沖縄はなぜ独立しなければならないのだろう?

沖縄独立に大義はあるのか?

2014年に独立を問う住民投票があったスコットランドの場合、イングランドとは民族や言語、歴史的な背景が異なり、独立の意思は理解できる。

しかし、沖縄に住むいわゆるウチナーンチュはれっきとした日本人である。

そう、日本人が住む沖縄が、日本から独立する議論には全く大義がないのである。

まあ、沖縄は先住民が住む地域であり、日本に併合され植民地化されているという主張もあるようなので検証してみよう。

1 沖縄県民は日本民族

沖縄県民の考古学的ななルーツが日本にあることは、本来、沖縄独立論を支持しているように思え、これらの事実を認めたくないハズの沖縄2紙が報道している。

沖縄の人々、ルーツは「日本由来」南方系説を否定(引用:沖縄タイムスプラス)

現代沖縄人DNAの遺伝系統「日本本土に近い」(引用:琉球新報)

沖縄独立派の両紙が書いているからには、沖縄県民のルーツは日本人であるのは間違いない。

沖縄県民は日本人である!と当たり前のことを声高に叫ばなければならないほど、沖縄の言論空間は異常なのだ。

沖縄は古来、日本から渡って来た日本人がそのルーツである。

沖縄には源為朝伝説が残っており、琉球史の正史である中山世鑑によると、源為朝の子孫が琉球王家の始祖舜天になった。

あるいは、第二尚氏の始祖でもあるとしている。

中山世鑑自体が薩摩支配後の歴史書であるため信頼がないという議論があるようだ。

しかし、前出の通り、遺伝子レベルで日本人であることが確認されたからには、為朝伝説も根拠のない単なるうわさ話レベルの話ではなさそうだ。

 

2 言語も日本語系である

僕は沖縄生まれだが日本本土で育ったので今は亡き祖父母の方言がほとんど聞き取れなかった。

だからと言って、祖父母が日本語以外の言語を話しているようには全く聞こえなかった。

 

専門家ではないので詳しいことはわからないが、僕の父方のルーツである沖縄県東風平(こちんだ)という地域の読みが日本の古典にルーツがあるという話を聞いたことがある。

東風を古典では「こち」と読むのだそうだ。

南風を「はえ」と呼ぶのも、沖縄で南風原(はえばる)という地名に残っている。

つまり、沖縄の方言は日本語がルーツなのだろう。

決して中国語がルーツでないことは中国語とはまるで文法が違うところからも理解できるだろう。

最近、しまくとぅば運動なるものが存在するが、沖縄古来の言葉を記憶し、伝統を継承する意味でなら歓迎だ。

しかし、しまくとぅばを公文書にまで使うとなると話は別だ。

しまくとぅばは、いわば、日本の古典のようなものだ。

今さら、日本で候文(そうろう文)を使われると、誰も理解できないでそうろう。

公文書にしまくとぅばを使われたら、日本人は誰も読めないし、一般の沖縄県民でも読めない。

しまくとぅばが普及すればするほど、沖縄県民と日本人のコミュニケーションがとれなくなってしまう。

そう、しまくとぅばの普及は、日本と沖縄の分断を図るためのツールに使われている気がしてならないのは僕だけだろうか?

話を戻すと、沖縄の方言も日本語系に属するというのは間違いない事実であろう。

 

3 歴史的背景

沖縄県民のルーツは前述の通り、日本経由で流入した日本民族である。

ところが、日本本土から海を隔てて遠く離れていたために、日本本土とは極端に趣の違う歴史を持たざるを得なかった。

そのために、ある種独特の風習や文化が根付いたのであって、この現象は陸続きの日本の田舎地方と何ら変わりがない。

そう、日本各地方も今でこそ画一化されたような整備をされ、どこも同じように見えるが、各地は独特の個性を持った地域の集まりだった。

そのうえ、琉球は中継貿易で栄えたため、各国の風習や文化が混じり合い、チャンプルー文化として花開いていたのだ。

 

沖縄では歴史的に琉球王国と言う独立国家が存在していて、もともと中国の属国だったという議論がある。

しかし、これは全くの間違いである。

第一に当時の国家と、今の国家では概念が異なっている。

琉球王国は今でいうところの独立国家とは言い難い側面があった。

そもそも、明治維新を迎えるまで日本は戦国の群雄割拠の時代を経て、幕藩体制という封建制度の時代であった。

各地方もそれぞれ薩摩国、長州国、土佐国、肥前国などと軍や官僚組織を持つ独立国家の様相を呈していた。

琉球王国は、その地政学的な位置から幕藩体制の影響が少し弱かったようだ。

それでも薩摩国の強い影響下にあったことは歴史書によって確認できる。

琉球王国は当時支那の支配国であった明を主な相手にした貿易国家だった。

明とは朝貢貿易の形態をとっていたために藩主は殿様ではなく王様と呼ばれていたというだけの話だ。

明は単なる貿易相手国であり、朝貢と言う形をとり、進物を持っていくと、それ以上に莫大な物品をもらえたのでそうしただけで、決して明の属国であったわけではない。

現に歴史上、室町時代の足利義満が朝貢貿易(勘合貿易)を行い、日本国王という称号を下された時期があるが、日本が明の属国であったわけではない。

琉球王国は明から得た物資を東南アジアに持っていき、多額の利益を得ていた。

つまり、やっていたことは現代日本の商社のような仕事である。

 

琉球王国が強い軍隊を持ってなかったという点では、日本の各雄藩よりも独立性はむしろ低かったと考えられる。

なぜなら、独立国家を維持するためには、特に列強の植民地政策の激しい当時では、国土、国民を守る軍隊の所有なしには成り立たなかった為である。

つまり、琉球王国は独立国家の体をなしてなかったのだ。

現代の感覚での「国」という名称に惑わされてはならない。

当時の「国」は行政区ぐらいの意味であったのだろう。

その視点を持てば、明治維新のいわゆる琉球処分により琉球王国は日本に侵略されたというわけのわからない説は吹き飛ぶであろう。

すなわち、欧米列強の植民地支配が日本列島に触手を伸ばしていた時代に、日本は国防の必要性から幕藩体制を終わらせ、廃藩置県を行い強い中央集権体制に移行した。

日本の一行政区であった琉球にも廃藩置県により沖縄県が設置されたというわけである。

これは琉球を植民地にするためではなく、話は逆で、日本民族たる琉球を欧米の植民地化から守るために行われたのである。

 

これらの事実から沖縄県民は民族的にも、言語学的にも、歴史的にも日本人なのである。

沖縄独立と言うが、日本人の一行政区が日本から独立する大義はまるでないことが理解できるであろう。

 

沖縄独立を叫ぶのは誰なのか?

では、いったい、大義のない沖縄独立を叫んでいるのは誰なのか?

ここに注意を向けなければならない。

沖縄独立を推進しようとする方たちが定例会議を行っているようだ。

どこで?

それがなんと北京で開催されているのだ!

●沖縄を平和の拠点に。北京の研究者会議。自己決定権、米軍基地で議論

なぜ沖縄の重要な政治課題を北京で、北京の研究者と議論する必要があるのだ。

これは想像に過ぎないが、北京でやっているからには、中国から研究費も出ているのだろう。

中国のお金で沖縄政治や独立の議論とは何事だろう。

 

実は、沖縄独立論は2005年頃から中国の学者やメディアが盛んに言及してきている議論なのだ。

中国は学者やメディアも共産党支配下にあるので、これらは中国共産党、すなわち中国の国家としての主張である。

中国は琉球王国は元々中国の属国であり、琉球併合や琉球処分などにより日本にが不当に併呑したと主張している。

この主張はどこかで聞いた話だ。

そう、沖縄メディアで垂れ流されている論調と全く同じことを言っているのだ。

僕たちは沖縄メディアにより「中国の主張」を絶えず聞かされているのである。

もはや沖縄メディアは中国の主張の代弁を繰り返し流す中国共産党の機関紙と成り下がっているのだ。

なぜこんなことになっているのか、彼らはわけもわからずにやっているのか、お金をもらっているのか。

真意は不明だが、沖縄メディアの論調に乗っかることで中国の主張を追認することになるから要注意だ。

 

中国の主張の変遷は下記サイトにまとめられている。

中国人による沖縄県への認識(引用:ウィキペディア)

 

ではなぜ、中国が沖縄独立を主張するのだろうか?

答えはカンタンである。

沖縄独立により、米軍基地を追い出し、日本から手を引かせ、中国に取り込むのが狙いである。

そう、沖縄独立論の裏にも、中国の沖縄侵略の意図が明確にあることを理解しなければならない。

●中国が沖縄の侵略を狙っている3つの根拠

ジャーナリストの宮崎正弘氏は「「中国は沖縄を独立させようとしているのです。そうして沖縄と安全保障条約を結び、自軍を駐屯させると。今までもチベット人やウイグル人の土地をそのやり方で奪ってきましたから」と警告している。(引用:ウィキペディア)

 

沖縄独立論から軍靴の足音が聞こえる

沖縄独立論からは軍靴の足音が聞こえる

 

 

沖縄独立後の琉球王国

沖縄独立とだけ聞くと、日本やアメリカに虐げられて来たと刷り込みを受けてきたウチナーンチュがロマンを感じてしまう気持ちはわからないでもない。

僕は沖縄で生まれ、小2の時に親父の仕事の都合で福岡を皮切りに転校を繰り返した。

沖縄で生まれながら、日本本土で育ち、自分のアイデンティティの喪失感に悩んだ時期があった。

子供心に言葉や風習の壁を感じていたのだ。

子供の頃はよくケンカをした。

子供は残酷だから、「言葉が変だ」と平気で指摘されるのだ。

今から思うとあれは、今でいう差別やいじめというものだったのかもしれない。

僕は負けん気が強かったので、言われたら言い返し、やられたらやり返していたので、差別やいじめを受けた感覚は全くない。

でも、アイデンティティの問題には悩まされた。

僕は沖縄人でも日本人でもない、いったい何人なのだ。という感覚だ。

日本国籍を持ったれっきとした日本人なのに、何か違うという感覚があったのは事実だ。

 

そのため、繰り返すが、沖縄が独立国になるということにロマンを感じる人もいるかもしれない。

でも、考えてみてほしい。

沖縄独立となると様々な課題が山積みだ。

最も重要な安全保障はどうするのだ?

まさか独立を考えながら、国土防衛を考えていないことはあるまい。

琉球王国が独立を保てなかったのは、武器を持たない外交がその原因だと歴史は教えている。

ただでさえ中国軍艦が尖閣に侵入してきているタイミングだ。

米軍も自衛隊も沖縄独立により撤退となったら、自前の国防軍の創設が必要だ。

沖縄憲法には、国連が認める個別も集団も含めた自衛権の明確な記述が必要だ。

なぜなら、隣人が凶暴でヤバいやつで、そのうえ武器を持っている状態だ。

だから、しっかり家を守らなければならないのだ。

沖縄独立なら沖縄軍で徴兵制

 

ところで、沖縄県民で国防軍を創設となると、ほとんど志願兵は集まらないのかもしれない。

なぜなら、平和教育なる名のもとに行われている偏向教育により、沖縄県民には国を守る気概がそがれているであろうと予想されるためだ。

そうすると、沖縄国防軍は徴兵制を取らざるを得ないことになる。

そう、沖縄独立は徴兵制につながるのだ。

この議論はサヨクが安保法制を戦争法案とレッテルを貼り、徴兵制につながると脅した話とまるで次元が異なり、沖縄独立なら現実にあり得る話だ。

サヨクが得意な話し方をあえて行うと「沖縄独立論からは軍靴の足音が聞こえる」のだ!

 

それでも不十分だ。

核の問題である。

中国の核にどう対抗するのだ?

先日、北朝鮮は沖縄の頭上を超えてミサイルを飛ばした。

沖縄国防軍だけで沖縄を守ることができるのか?

沖縄が核武装できるだけのお金や技術はあるのだろうか?

すぐには難しい話だろう。

そうなると頼みの綱は日米沖で安全保障条約を結ぶしかない。

日米軍に沖縄に駐留してもらい、米国の核の傘で中国や北朝鮮の核に対抗してもらうしかない!

ん、待てよ。

結局、振り出しに戻っていないか?

そう、このように議論が振り出しに戻って沖縄独立に大義がまるでないことがわかるであろう。

本当に沖縄を愛し、日本を愛しているなら、沖縄独立には大義がないことが理解できたかもしれない。

そう思うと県内で沖縄独立を叫んでいる人たちの本音は、中国による支配を望んでいるとしか思えない。

そう、中国が主張している沖縄独立と思いを一つにしているのだ。

彼らは沖縄独立と叫びながら中国に沖縄を売り飛ばそうとしているのだ。

 

賢明な沖縄県民は考えてほしい。

県民の感情や情緒に訴える中国発プロパガンダに騙されるのはもうやめよう。

沖縄独立の議論は、「日本」に残るのか?「中国」の支配下になるのかの選択なのだ。

あなたはどちらの国を選ぶのか?

2600年以上の歴史を持ち、建国以来途絶えることなく万世一系の天皇家を本家とした、国民が家族のような心優しい民族が住む自由と民主主義が確立されている日本。

民族同士の闘争を繰り返し、支配民族が時代により変化する易姓革命の地域に、たった67年ほど前に建国され、その歴史の大半を嘘で塗り固めている不誠実国家中国。

どちらを選択すべきかは明白だろう。

 







Pocket

2件のフィードバック

  1. ウチナンチュ より:

    それでも沖縄は独立すると思うよ。

    君の書いていることはヤマトンチュの妄想。

  2. okinawamondai より:

    ウチナンチュさん、沖縄独立を支持されるなら、それはそれで構わないのですが、国防や経済の自立などをしっかり考えないといけませんね。それなしの独立は、それこそ妄想だと思いますよ。リアリストのウチナンチュより。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です