沖縄県民の反米より危険な政府の親中~その2

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前回は沖縄県民の反米感情が、実は国土を守ったという話をした。

◎沖縄県民の反米より政府の親中が国を売る

沖縄県民が他府県民より反米意識が高い理由を述べた。

今回はその続きである。

 

自分の国は自分で守る気概を失った日本人

今では多少なりとも品行方正になった米軍は沖縄へ進駐した当初、恐らく横柄な態度をとっていたのだろう。

それが県民への性犯罪や事件・事故の多さにつながっていたのだと想像できる。

米兵たちは戦勝国から敗戦国へ意気揚々とやって来たのだ。

そのうえ、当時は欧米による植民地支配がまだ一般的な時代。

ある意味仕方なかったことだろう。

しかし、こうした戦勝国の横暴についても沖縄県民は仕方がないと黙っていなかったのだ。

米国人の奴隷になることを拒否したのだ。

こうした沖縄県民の心を理解すればするほど、親米べったりの人には違和感を覚えざるを得ない。

親米=保守という構図で頭が支配されている人にも違和感を覚える。

筆者はハリウッド映画が大好きで自由の国アメリカのライフスタイルに憧れていた時期があった。

つまり親米だった。

しかし、沖縄戦での大量虐殺。戦後アメリカが日本に行った工作。

知れば知るほど能天気な親米は止めた。

と言っても反米というわけではない。

中米(カリブ海地方のことではない。中立という意味)とでも表現したらいいのか。

アメリカを非常に客観的に見ることができるようになったように思う。

独立国であるはずの日本にいつまでも米軍基地があることが異常であることを認識しなければならない。

米軍基地はいつかはお引き取り願わなければならない。

自分の国は自分で守ることが大原則であることを忘れている日本人が多い気がする。

子や孫、そのまた子や孫の世代にまで米軍基地を引き継ぐのだろうか?

いつかは沖縄から米軍基地を撤去し、自衛隊、いや日本軍を駐屯させなければならない。

 

また沖縄県民は反米だからと言って親中なわけではない。

沖縄県民が玉城デニー知事を選択したのは中国の侵攻を歓迎したからではない。

県知事選挙はシングルイシューの選択であり、単に辺野古移設反対の選択が上回ったに過ぎない。

沖縄県民の反米意識をうまく左派勢力に利用されているに過ぎない。

県民のその選択は多方面の情報がテーブルに並べられた中で行われたわけでもない。

中国の侵攻に対する情報など皆無な状態で県民は選挙を行わなければならなかったのだ。

一般の県民に話を聞くとその多くが嫌中だ。

沖縄県民の嫌中意識をうまく活用できないのが保守陣営である。

従って玉城デニー知事を当選させた責任は沖縄県民にあるのでない。

県民にあらゆる情報を提供することを怠った政府自民党にあるのだ。

 

尖閣とアメリカを切り捨てる?政府の親中

本日(平成30年10月18日)中国船4隻が尖閣周辺の領海を侵犯した。

今年18回目だ。沖縄県民の反米より危険な政府の親中

 

政府は中国政府に抗議はしたようだが、安倍首相は訪中の予定を変更する様子はない。

それどころか「懸案を適切に処理しながら、あらゆる分野の交流、協力を推し進めて日中関係を新たな段階に押し上げたい」とも強調した。とある。

この能天気なコメントは何なのだ。

数日前には中国が尖閣周辺にブイを設置したことが確認されている。

このブログで何度も訴えているが政府は本当に尖閣を見捨てる気なのか?

 

平成30年10月4日、ハドソン研究所においてペンス副大統領が米国政府の対中方針について演説した。

◎ペンス副大統領演説の動画

◎ペンス副大統領演説の全訳文がこちらに掲載されている。

 

この演説は貿易戦争にとどまらない「事実上の宣戦布告」と評する人もいるほどで、米中冷戦の始まりとも評される。

米中貿易戦争で中国は相当困っているから日本に接近してきていることは明白である。

堅固な同盟国である米国が中国に厳しい態度を示している中、日中友好を推し進めることは米国への裏切りではないのか?

政府は行き詰っている一帯一路に手を貸すつもりなのか?

一帯一路に沖縄を組み込むことは辞めてほしい。

 

日本にとっての最悪のシナリオは米中が手を結ぶことであった。

オバマの後に親中のヒラリーが大統領になっていたら最悪のシナリオが現実になっていたかもしれない。

安倍政権は中国包囲網外交をおこなって来た。

その果実がトランプ政権による対中強硬政策だろう。

しかし、今なぜその外交方針を転換して中国に接近しようとしているのか?

歴史を振り返ると欧米列強は日本に「友好・通商・布教」を求めて開国を迫った。

友好の裏にはしたたかな植民地主義が隠れていた。

日中友好の裏にも同様の戦略が隠されていることは明白である。

沖縄県民の反米意識より危険なのが政府の親中であるとする所以である。

(おわり)

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